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仁丹カプセル誕生ストーリー

実は身近なアレと同じ原理?開発者がカプセル製造の流れを分かりやすく解説!

開発者プロフィール 森下仁丹株式会社 研究開発本部 カプセル開発部 主幹:釜口 良誠 1982年の森下仁丹(株)入社時より開発部門にて一貫してシームレスカプセル技術開発を担当。現在は研究開発本部主幹を務める。

森下仁丹のカプセル技術が「国際特許」をはじめとした複数の特許を取得しており、世界的にも競合がいないほど高い技術だということをご存じですか?そんなカプセルが生まれる製造工程の多くが、私たちの生活の中でよく見るワンシーンと同じ原理で生まれているんです。そう考えると少し身近に感じませんか?今回は、カプセル開発に携わる釜口が、カプセルが生まれるまでの工程を技術誕生エピソードなども交えてご紹介いたします。

製造工程と開発エピソード

1.えらぶ CHOICE 膜が厚くなると、中に入れる有効成分の量が減ってしまうので、いかに薄い膜にするかは非常に重要なんです。

プセルの原料はゼラチンや寒天、デンプンなど、「水を加えて加熱するとトロリとした溶液になり、冷やすと固まる」性質を持つ天然物質を原料として使用します。カプセルを溶けやすくしたり溶けにくくしたりするのは、カプセルの膜を厚くしたり薄くしたりするだけではありません。カプセルの原料の種類や配合を変えることで調整しています。


2.はかる MEASURE 同じように、高品質のカプセルを作るためには、最初の計量がとても重要なのです。

下仁丹が製造するカプセルは、機能性を追求した食品や医薬品などに利用されるため、計量の精度は重要です。

皆さんは、おいしいお菓子を作るには、材料をきちんと計量することが重要だと教わった経験はありませんか?

3.まぜる MIX 料理で例えると、ここまでが下準備。下準備がきっちりできていないとおいしい料理ができないのと同様、ここまでの工程が完璧だからこそ、医薬品にも利用できるほどの高品質カプセルが製造できるのです。

ぜる工程は非常に重要で、大量の原料を均一に混ぜるのは非常に難しいんです。
均一に混ぜないと完成したカプセルの品質が不均一になってしまいます。溶かし方や混ぜ方は、原料によって異なります。


4.つつむ WRAP

っぱの上を転がる水の液滴は、できるだけ小さな球体になろうとします。
油の中に水を入れて混ぜても同様に水の液滴ができます。これを界面張力と言います。


森下仁丹オリジナルの「滴下法」
森下仁丹のカプセルは、界面張力の原理を利用した「滴下法」で製造します。二重になったノズルの内側からは中身の液体、外側からは皮膜液を冷やされた油の中に吐出すると、皮膜液が継ぎ目なく内容液を包み込んだ液滴ができます。
開発秘話
この方法が生まれたのは、実験中の部屋の近くをトラックが通過した際、その振動で開発中の機械から均一な大きさの液滴が落ちたのを見て、振動がカギだというヒントを得たとか。まさに偶然がこの技術を形にしたんですよ。
5.ひやす COOL 実は、カプセルは油との界面張力を利用して作るため、氷や水で冷やすのではなく、冷たい油で冷やし固めるんです。油の温度は、ゼリーを冷やす冷蔵庫と同じぐらいの10℃前後です。

来たてのカプセルは、出来たてのゼリー同様、皮膜に水分が多くてぷよぷよの柔らかい状態なんです。ゼリーを冷やし固めるのと同じ要領で、ぷよぷよのカプセルを冷やして固めます。


6.とばす THROW 日常生活で例えれば、ドライヤーで濡れた髪を乾かすイメージですね。

プセルは油との界面張力を利用して製造、冷却するため、カプセルの表面には油が付いた状態です。その油を取り除き、ぷよぷよの皮膜の水分を風で乾燥させて飛ばし硬いカプセルに仕上げます。


7.のぞく REMOVE 実はこの作業、機械でも行うのですが、最も活躍するのは人間の目なんです。人間の立体判断能力は、断然機械よりも優れているんですよ。

の工程では、真球ではないカプセルをすべて取り除きます。もちろん、形が少しいびつなだけで成分や効果に変わりはありません。

しかし、私たち森下仁丹は、自然が創り出した真珠の粒にこだわっています。


8.チェック CHECK もちろん仁丹の味も、検査員が実際に味わって厳しくチェックしていますよ。

々な品質チェックを行って出荷します。チェック項目の多くは機械で行われ、成分の確認や正しく仕様通りに溶けるかなどがチェックされます。その中でも必ず人間が行う検査が味覚検査(官能検査)です。カプセルの香味が製造日により変化することなく、いつも同じであることを検査して確認します。



カプセル技術を応用した森下仁丹の代表的な商品をご紹介

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