
古川さん「仁丹独自のシームレスカプセルを使っているんですが、鮮度をしっかりと守ることのできる技術を使用しています。生薬の良いところを全部封じこめた直径3.5mmのカプセルが、口の中ではじけて息を瞬時にリフレッシュしてくれるんですよ。」
正に、当社最新技術の結晶ですね!ミント菓子を食べすぎていたので僕も気になります。いつ発売される商品なんでしたっけ?
古川さん「今現在は首都圏限定で販売しているんですが、実はこの春に全国デビューするんですよ。やっとお披露目できる日がきました!」
そもそもなぜ創業116年目にJINTAN 116が開発されたんですか?
古川さん「従来の(銀粒)仁丹の愛用者が高齢者の方のイメージがついてきたと思うんですよ。でも『仁丹』という商品は、息や気分を爽やかにしてもらいたいものなので、毎日ストレスと戦っている方にその生薬パワーを利用してもらいたいものだったはずなんです。だからこそ、40代を中心としたビジネスパーソンをターゲットにJINTAN116を発売しました。」
なるほど!ミント菓子をぽりぽり食べているようなサラリーマン世代にぴったりですね。

マッチケースぐらいのサイズでシルバーのケースをスライドすると…あ、おなじみひげの外交官が出てきました。
古川さん「一般の商品はプラスチックの容器に入っていることが多いと思いますが、他と同じことはしたくないのが森下仁丹流。紙のケースに入っているのは世界で初めてだと思いますね。エコを意識したというのもあります。プラスチックと比べると約70%のCO2が削減できるんです。チョコレートのケースのように内側を耐油コートで油がしみ込まないようにコーティングし、中で溶けないように工夫しているんですよ。」
背広のポケットや鞄に入れたままでも安心ですよね。
古川さん「まだ社内でもJINTAN116を手にできる人は少ないんですよ。一粒食べてみてください。」
実は僕も初めて食べるんですよ〜。あれ!? 苦くない、むしろ甘い! 銀粒仁丹独特の匂いもしないし、プチプチした食感が良くてすっきりとしますね! あ、口の中でさわやかな味が広がっています。
古川さん「その甘いと感じられたことがポイントなんですが、実は人によって味の感じ方が違うというデータが出ているんですよ。そこが開発の難しかったところです。社内でもいろんな方に食べてもらってデータをとりました。カプセルの中身の液体だけで判断しても、実際に食べたときの味は変わるので試作した数は100種類は超えていると思いますね。味を決めるのに実質1年半以上かかりました。

他にも、お酒の味のデータをとるために開発部のメンバーでわざわざバーに行ったりもしましたよ。付箋を目の前に置いていろいろなカクテルを注文し、頼んだメニューについて真面目に感想を書いていったんですよ。そうすることでひとりひとり味の感じ方の違いを確認していきました。」
もう一粒食べるとちょっと苦みを感じました。味の印象っていろいろなんですね。
古川さん「そうですね。次は液体歯磨きに使えないだろうか?とかいろいろと意見が出てよかったですね。」
他にはどんなことを試しました?
古川さん「生薬やビタミンが入っているものでいうと、栄養ドリンクが参考になるのでは?と思って、飲み比べをしたこともありました。自らの口で体感することで『生薬+(プラス)』の正体をつかみたかったんです。」
そんな苦労が隠されているのですね。味もさることながら、このカプセルのぷちっとはじける感じがいいですね。
古川さん「僕も歯ごたえがあるものが好きで、カプセルがはじけたときにさわやかな感じが口の中で広がるように工夫しました。」
開発担当としてはJINTAN116のどんなところがオススメですか?
古川さん「7*つの生薬をシームレスカプセルにぎゅぎゅっとつめこんでいるから、持ち運んでも匂いがしないところがオススメです。」
ミント菓子を食べ続けるよりも医薬部外品でもあるJINTAN116のほうが絶対に良いですね!
古川さん「食べることで唾液が分泌し、緊張がほぐれる作用があるのですが、私自身もこの商品のプレス発表の日にガチガチに緊張して、ぽりぽり食べていました(笑)。ちょっとした気分転換にこの商品はありがたいなあということを実感した瞬間でした(笑)。」
緊張感を安心感に変えてしまう商品なんですね。
* 免疫力を回復させたり、胃腸の機能を整えたり、血液循環を改善する作用のあるケイヒ、チョウジ、口内に清涼感をあたえるメントールやペパーミント、ほかにはカンゾウを配合しています。
インタビューだけでは言い足りなかったことがあるという開発者の古川さん。 「銀粒も僕は大好きなんですよ。これを百年前につくった人を心底尊敬します。今でしたら清涼菓子とかいっぱいあるけれど、当時はないでしょう? そんな中でこの味をつくったのはすごいなあと思います。クセになる味です。そしてJINTAN116は7種類の生薬ですが、16種類の生薬を配合していますからパワーが格段に違います!」
このJINTAN116。明治時代に銀粒仁丹をブレイクさせた当社「森下仁丹」が、116年の伝統にあぐらをかくことなく、力強く前進していることを示す自信作です。
歴史をひもといてみれば町名看板に広告を入れる先駆けとなったり、常に新しいことに挑戦してきた当社社風の表れでもあります。
匂いがしない、銀粒じゃない、口の中が爽やかになる!という特徴はこれまでの仁丹の印象をくつがえすほど。現代のニーズに応えながらも、生薬パワーを丸いカプセルに封じ込める!ここに仁丹イズムがあるのです。












