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お客様の視点に立った研究で、
設計から製品化までのモノ作りを

腸内環境研究
大学院 生命環境科学研究科卒 2019年入社

森下仁丹に入社した動機は?

元々、モノ作りに興味がありました。就職活動で森下仁丹について調べるうちに耐酸性シームレスカプセルという独自技術を持つ点に興味を持ちました。大学院で私は、食品が腸内環境に与える影響について研究を行っていたため、その知識と森下仁丹の技術を掛け合わせることで、この世に無い新しい製品を産み出せるのではないかと考え、入社を決めました。就職活動の初期は、食品メーカーを中心に志望していたのですが、座談会を通して森下仁丹の先輩社員の人柄に触れる機会があり、雰囲気の良い環境の中で仕事が出来そうだと感じたことが印象に残りました。さらに、インターンの際には研究所の実験室を実際に見る機会があり、非常に設備が整っている点も決め手になりました。その枚方市にある研究室に、現在勤務しています。

どんな仕事をしているのか?

腸内環境に関わる研究をしています。ビフィズス菌をはじめとするプロバイオティクスと食物繊維などのプレバイオティクスに関わる研究、さらに、森下仁丹のカプセル技術を活かすことができる素材の探索が現在の仕事です。研究職と言えば、実験室で白衣を着てマイクロピペットを握って…というイメージを持つ人が多いかと思うのですが、そのようなオーソドックスな基礎研究のみならず、素材探索と調査・基礎研究・臨床研究・量産化を見据えた製品の処方設計といった、商品化へと導く基盤技術を一手に担う幅広い業務に対応する職種です。ほかにも、大学機関と共同研究を行っているので共同研究先の先生を訪問してディスカッションをしたり、全国で開催される学会に参加して情報収集を行うなど、社外に赴いて最先端の情報に触れる機会も多いですね。会社の外を見ることのできる出張は刺激も多く、ご当地の空気を感じられるのは気分転換にもなります!

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仕事のやりがいは?

新規製品の上市に向けて、設計から製品化までモノ作りの過程に一貫して関わることができるのが森下仁丹の研究職の魅力です。開発した製品が発売にまで漕ぎつくためには、どのような基礎データや販促データが必要になるのかを、ある意味バックキャストで考える必要があります。そういった過程では、開発や企画といった他部門との議論が欠かせません。研究職としての知識だけではなく、商品開発そして直にお客様と接する立場の営業部門など、多くのメンバーの観点が必要であり、多角的な学びが得られることがやりがいになっています。また、新製品に留まらず、既に販売している製品の基礎データの取得に関わることも多いです。これから手に取っていただく新しい製品と、既にご愛用者が多くいる製品の両方で、自身が携わった実験データや臨床試験データが活用され、お客様の安心安全、製品の魅力や購入の決め手に繋がっていると思うと、とても励みになります。

経験した壁と成長エピソードは?

「大学」での研究と「企業」での研究、同じ研究でも、両者では視点が異なることが私にとって最初の壁となりました。大学の研究では、ひとつに絞りこんで研究課題を決め注力することがメジャーかと思います。最初に課題を決めればあとはとにかく結果を出すことに集中するのが私が大学で行っていた研究でした。反面、企業で行う研究は結果を出したその先に、「モノを売る」という最終目標が待ち構えている、これは大きな違いです。ただただ目先の課題に対するデータを取っていくのではなく、その製品を手にするお客様の視点に立って、必要になる情報はなんだろうと予め考える必要があるんです。もちろん、道筋を立てトライアンドエラーを繰り返すというところは共通しているのですが、マーケティングの視点でも必要なデータを揃えていくことの重要性は、入社後経験したハードルであり、同時に、社会人になってみて面白いと感じたことの一つです。そういったなかでは必然的に、さまざまな部署と関わる機会が増えます。「本当に必要とされるデータは何か」「発売までどんなスケジュールで動き、どの時点でどんな対策が必要か」というふうに、他部門に立った視点でも段取りを意識するようになりました。まだまだ勉強中ですが、さらに視座を高めて仕事に取り組みたいと心掛けています。

森下仁丹の魅力は?

職場の雰囲気が良いのはもちろんのこと、福利厚生の制度も充実しており働きやすい職場環境であることが魅力の一つです。研究開発部門は同年代の若手も多く、コミュニケーションが取りやすく活気がありますね。上司は意見を柔軟に受け入れてくれ、グループ内のメンバーのフォロー体制が整っているので、やる気があれば挑戦できる、挑戦させてくれる、安心して仕事に取り組める、そんな風土です。森下仁丹は資格・検定受験費用の補助制度も充実しており、スキルアップを会社がバックアップしてくれるのもとても心強いです。自身が希望する学会やセミナーに参加してインプットができる機会も多く興味がある分野を積極的に学ぶことができる点は、モチベーション維持にもなっています。

森下仁丹で達成したいことや夢は?

現在は、新製品の発売を目指し業務を推進しているので、まずその製品を形にしお客様に手にしていただくことが目標です。ひとつの製品を市場に送り出すまでの期間は非常に長く、その途中には様々な課題が待ち受けています。しかしながら、その課題の解決に粘り強く向き合うことが研究を進める上で大切であると考えているのと同時に、その過程で試行錯誤を繰り返すことこそが、自分の力にもなると思っています。こういったさまざまな経験を糧に、お客様に愛され長く使って頂けるような、この世に無い魅力ある新しい製品の誕生に貢献したいと考えています。

メッセージ

就職活動中は自分に何ができるのか、本当は何がしたいのかとても悩みましたが、私の場合、もともと興味のあった業界を選択し、学生時代に得た知識を活かせる道に進むことが出来て本当に良かったと感じています。就職活動中は自分自身を見つめ直す良い機会です。自分は何がしたいのか、自分の強みを活かしてどのように社会貢献していきたいのかを言葉にして説明できることが就職活動の上では大切だと思います。沢山悩んで悔いの残らないように活動して欲しいです。特に、同じ研究職を志望されている方には、ご自身の研究テーマをどのようにして製品に繋げていくか、周囲を巻き込みながら力を発揮していただきたいですね。一緒に頑張りましょう!

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とある1日のスケジュール

  • 8:40 出社・今日の予定やメールの確認
  • 9:00 グループ内ミーティング
  • 9:30 実験準備
  • 10:00 実験開始
  • 11:00 開発・企画との打ち合わせ
  • 12:00 昼食
  • 13:00 打ち合わせ内容整理・次回資料作成
  • 16:00 実験結果確認・結果整理
  • 17:40 退社

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