商品開発
大学院 生命科学研究科 2020年入社
森下仁丹に入社した動機は?
ヘルスケアに関連する仕事がしたいと考え就職先を検討していました。友人の紹介をきっかけに森下仁丹のことを知り、事業活動について調べるうちに「健康寿命の延伸」という社会課題への貢献はもちろんのこと、何より創業から続く理念に共感しました。加えて、医薬品、医療機器、一般食品、サプリメントなど扱っている商品のカテゴリが多く、この企業で経験できることの幅も広そうだと魅力を感じエントリーしました。
他にも採用フローの中で出会った社員の雰囲気も良く、学生の話にも興味をもって真摯に対応しているという実感を持てたことも理由のひとつです…最終的には「ここなら長く働けそう!」と感じられ、入社を決めました。
どんな仕事をしているのか?
入社以来、商品開発に携わっています。「商品開発」と聞くと新商品を考えて試作をして、発売に向けて進めていくようなイメージが強いかもしれませんが、実際それらは業務のほんの一部です。既存商品を維持するための業務も大切な役割のひとつですし、商品に関するお客様からの問い合わせに対する回答など、担当する仕事は多岐に亘ります。
また、情報収集のために展示会や学会に参加したり、製造の立ち会い等で製造委託先様の工場にお邪魔することもあります。社内外問わず様々な立場の方と関わることができ、視野を広く持つことの重要性を実感しています。
仕事のやりがいは?
1年目で先輩と共に担当した新商品が上市にこぎつけ、製造した実物を初めて見たときはとても感動しました。やはり商品開発で仕事をしていくうえで一番の醍醐味ではないかと思います。
自分が関わった商品への口コミ・評価を通販サイト等で確認するようにしており、お客様からの声もやりがいに繋がっています。様々な評価があるのはもちろんなのですが、やはりポジティブなコメントを見るととても嬉しいです。一方でネガティブなコメントは、今後の検討の参考にすべきアイデアが隠れていることが多いです。お客様の反応を見ること自体がモチベーション維持に繋がると感じています。
経験した壁と成長エピソードは?
商品開発における重要な要素の1つとして、スピード感が挙げられます。「こんな人をターゲットに、こんな商品をつくりたい」と社内で企画がスタートした後に、使えそうな原料情報を一から調べていたため、試作に入るまでに時間を要してしまうことがありました。予め原料や製剤技術に関する引き出しが自分の中にあれば、立ち上げの段階からより具体的な議論ができ、商品化のスピードも変わってくると思います。
この経験から、情報のインプットを普段から積極的に行うよう心掛けており、新たな原料に対するアンテナも張って、情報収集を継続していきたいです。
森下仁丹の魅力は?
ワークライフバランスを実現できる点です。プライベートとのメリハリをしっかりつけて働くことができます。育児を頑張っている先輩、趣味を充実させている同僚など、仕事面以外でも精力的な人がたくさんいます。
他にも、個人の関心を追求する機会を与えてくれることは当社の魅力だと感じています。すぐに商品化には繋がらなくても、おもしろい原料があれば購入して試作に使用したり、興味のある展示会や学会があれば参加させてくれます。個人のアイデアを掘り下げ、商品検討に活かすことができるようなバックアップ体制は我が社の強みとも言えます。
森下仁丹で達成したいことや夢は?
森下仁丹には仁丹をはじめ、メディケア®シリーズ、ビフィーナ®、鼻・のど甜茶飴など、長きに亘りお客様から愛されている商品があります。ここに肩を並べられる商品を作ることが目標です。
自分が関わった商品が広く人々から愛され、健康で豊かな社会を作るための一助となればこんなに嬉しいことはありません。どのような商品であればお客様を笑顔にできるのか、コンセプト、購入しやすさ、続けやすさなど、日々追及して業務に励んでいきたいと思います。
後輩(学生)へのメッセージ
業界・職種・勤務地・給与・働き方など、すべての条件が理想通りの企業に出会うのはとても難しいのではないでしょうか。私自身もそうだったのですが、これらの優先順位を自分の中で明確にしていくことで、自身の仕事観が見えてくると思います。
自分の将来についてここまで深く考えるのは就職活動がみなさん初めてになるかと思いますので、悩み、迷うことも多いとは思いますが、自分の将来を様々な選択肢から選ぶことができる貴重な機会です。後悔のないよう取り組んでください!