大阪工場 製造
私立高校 普通科卒 2020年入社
森下仁丹に入社した動機は?
高校卒業後、進学か就職どちらの道に進むか迷っていた時に、地元の求人サイトで森下仁丹を見つけました。昔からものづくりに興味があり、社会の人々の健康とその先の暮らしに繋がる仕事を通して、高校時代に習慣化した「相手の立場に立つ」という思いやりの心をお客様一人ひとりに届けていきたいと思い、入社を決めました。
どんな仕事をしているのか?
森下仁丹という社名にも入っている口中清涼剤の仁丹®の製造と、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届ける機能性表示食品ビフィーナ®の充填業務に携わっています。
仁丹®は森下仁丹が長年に亘り培った技術で厳選した16種類の生薬を使っており、その製造工程は8つものステップに分かれています。100年以上前から引き継がれてきたノウハウが必要とされる製造方法で、社内でも数名の限られた社員しか製造できない業務を担当しています。
ビフィーナ®の充填業務とは具体的には、滋賀工場で製造したカプセルと外注の顆粒をアルミスティックに充填する機械の操作です。入社以来経験を積み、今では4連、6連、10連という複数の充填機を扱うことができるようになりました。共に作業を行うメンバーと連携し、品質と納期を意識して日々の業務を遂行しております。
仕事のやりがいは?
一番のやりがいは、お客さまからお喜びの声をきくことです。お喜びの声を耳にするとお客さまの健康をサポートできていることを実感でき、現場で働いている我々としては大変嬉しく、より良い製品作りを目指して頑張ろうという気持ちが一層鼓舞されて励みになるんです。
また、仁丹®の製造は、ノウハウが必要とされる分、限られた社員しか携われないということもあり、歴代の社員たちが引き継いできたバトンが自身に託されたことを誇りにして、より良い製品づくりのための技術を次世代社員へと繋いでいきたいと感じています。
経験した壁と成長エピソードは?
人ではなく「機械」が相手の充填作業では予期せぬ故障に見舞われることもあります。まずは根本的な原因を自ら考え対処しますが、自身の力量で解決できない時は上司や先輩に相談し、アドバイスをもらいます。
次に同じトラブルが起きた時には、教えてもらったことを振り返って対処しそのスキルを自分のものにしていく。この経験を積み重ねてトラブル対応能力が向上してきたと感じています。
上司や先輩から教えてもらった技術やノウハウを次世代社員にも引き継いで、製造に携わるチーム全体の技術力をアップさせるため、まずは自分自身の土台をしっかり作ることを大切にしています。
森下仁丹の魅力は?
入社して感じたことは、どんな社員も働きやすく飛躍できる環境が整っており、プライベートとの両立も実現できる企業であるということです。また、優しく思いやりのある社員が多いことも大きな魅力だと感じています。先輩は仕事について丁寧に教えてくれますし、時にはプライベートの相談をすることもあります。休日は、先輩や後輩と外食に出かけたり、当社の同好会チームのみんなでスポーツを楽しむこともあります。
また、独自の“オモロい”技術と製品があることが森下仁丹の大きな魅力だと感じます。自分たちで作った製品は国内だけでなくグローバルに展開しているので、私は海外に行ったことはないですが、製品を通して世界中の方々とも繋がっていると思うとワクワクします。
森下仁丹で達成したいことや夢は?
森下仁丹を若い世代の人にも知ってもらうことが私の目標です!そのためには、まず何よりも安心・安全・高品質なものづくりが基盤だということを、現場で業務をする上でいつも大切にしています。今後もより良い製品をお客様にお届けできるよう業務改善にも力を入れ、熱い志を持って製造業務に邁進したいと思います。
後輩(学生)へのメッセージ
いざ就職活動を始めてみても、自分が将来何をしたいかが分からない方も多いと思います。私自身は、小学校から12年間野球漬けの毎日で目の前のことに集中していたこともあってかじっくりと自分の将来と向き合うことが少なかったので、どのような職業につくか非常に迷いました。結果的には、元々興味のあったものづくりを仕事にし、毎日充実した日々を送れていますので、就職活動という節目に将来を真剣に考えるチャンスに充ててみてください。
もし今すぐやりたいことが見つからなくても、新しいことにまずはチャレンジすることで、成功はもちろん時には失敗も含めて予想もしない新たな発見があるかもしれません。これまでの人生で身近でなかったことや、自分には向かないと思い込んでいるものなど、ぜひこの機会に積極的に挑戦してみてください。
ご縁があって森下仁丹に入社された際には、一緒に働けることを楽しみにしています!